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アベノジャーナル第16号 夏休みに入り夏本番を迎えましたが、区民の皆様には益々お元気でご活躍の事とお慶び申し上げます。
この度、6月4日の市会本会議で、はからずも文教経済委員長を拝命いたしました。父、木下伸生も昭和52年に文経委員長に就任しており、親子2代での委員長就任市会史上2組目の事で、改めて永年にわたる区民の皆様のご支援に感謝申し上げます。
今年は、「なみはや国体」が開催されるほか、昭和22年の学制改革から50年が経ち、ほとんどの中学校で創立50周年事業が予定されるなど、就任早々、手帳が一冊で足りないくらいのスケジュールで、多忙な一年になりそうです。
6月4日の委員長就任直後から、事務所には、学校施設に関する要望や、長引く不況の中、中小の小売業者の皆さんからの景気の活性化を求める要望など、各種団体からの陣情が相次いで寄せられており、委員長職の重任を全うできるかどうか不安でいっぱいです。
しかし、持ち前の「若さと行動力」で一人でも多くの方に喜んでいただけるような施策を行政に求めて、全力投球する覚悟でございますので、引き続きのご指導ご支援賜ります様、お願い申し上げます。
本当にありがとうございました。

去る6月4日、市会本会議が開かれ、正副議長の改選のあと、改発康秀新議長(平野区選出・自民)から、六常任委員会の委員長が指名され、阿倍野区から2人の委員長が誕生しました。
中でも、文教経済委員長に指名された木下吉信議員(自民)は、親子2代での同じ委員長就任となり、最年少委員長となります。また、管井敏男議員(公明)も民生保健委員長に指名され、同区から複数の委員長が誕生するのは平成6念の中央区以来、3年ぶりの事で、この1年の両委員長の活躍が21世紀の阿倍野の町づくりに大きな影響を与えそうです。

議長 改発康秀
(平野区・5期・自民)44歳
<敬称略>
常任委員長
財政総務 床田健三
(東淀川区・6期・自民)54歳
副議長 壺井美次
(東淀川区・6期・市民連)66歳
文教経済 木下吉信
(阿倍野区・2期・自民)35歳
監査委員 徳田育久子
(北区・5期・自民)63歳
民生保健 菅井敏男
(阿倍野区・2期・公明)48歳
松村将司
(大正区・4期・公明)61歳
 
運営理事 高野伸生
(住之江区・2期・自民)48歳
 
辻 洋二
(浪速区・3期・市民連)50歳
 

JR阪和線の高架事業については、平成7年の阪神淡路大震災以降、その安全性の確保を理由に工事に着手できない状態が続いています。
これは、昭和56年の都市計画で、阪神高速泉北線が高架構造になるのか分からない状況下では工事に着手できないとの事でした。
しかし、沿線は用地買収が進み、平成9年度予算でも約20億円の買収予算が計上されていました。
木下議員は、平成9年度の予算を審議する建設港湾委員会で、「着工の見通しのない事業に買収予算を計上するのはおかしい。沿線の空き地を増やすだけで、商店街を含めた地域のさびれをどう考えているのか。この際、思いきって泉北線を切り離して阪和線の高架事業だけでも着手してもらわないと、地元としてはがまんできない」と市側を追求。
これに対し、磯村市長は、地元の沿線住民に迷惑をかけていることをわびた上で、「私としてはこの際泉北線と切り離して、早期に阪和線の高架工事に着手できるよう国や関係機関に働きかけてまいりたい」と答えました。これまで一体構造にこだわり続けてきた事を考えると、非常に前向きな答弁で、開かずの踏切に悩まされてきた区民に現実への夢が広がったといえるのではないでしょうか。
さらに、木下議員は「阪神高速泉北線の問題についても、地元の要望でもある地下構造に向けて努力してほしい」と付け加えた上で、現在、空き地となっている建設予定地の有効利用を市や阪神高速道路公団に求めました。すでに、駅前駐輪場として利用されているところもありますが。空き地を利用してのゲートボール場や地域菜園といった沿線住民が憩いの場として活用できるような場所の提供や、商店会の活性化策のひとつとしての臨時駐車場などの要望もいただいておりますので、沿線の皆様のご理解を賜りますようお願い致します。
市民の代弁者としてマスコミも取り上げる!!

関空特急の増発に伴い、踏切の遮断機が上がらず交通渋滞を招くことから、周辺住民らが早期着工を求めている阿倍野区文の里四丁目と住吉区杉本三丁目間のJR阪和線高架事業(南田辺駅ー我孫子町駅間、4キロ)について十三日、磯村隆文大阪市長は「同時着工の予定だった阪神高速大阪泉北線と切り離し、高架化事業だけを先行して着工する事も考えている」と述べた。市議会建設港湾委員会で木下よしのぶ市議(自民)の質問に答えた。
JR阪和線の高架事業は、高架橋を二層にし、上に高速道路、下に鉄道を走らせる計画で、市は百九十九五年三月、道路と鉄道を同時着工する予定だった。しあkし、阪神大震災で高速道路が破壊したため、市は高架橋の構造を見直すとして着工を延期していた。
道路の事業主体である阪神高速道路公団が高速道路の地下化などに難色を示したのに伴い、鉄道の高架化工事も手付かずの状態になっていた。
磯村市長は答弁の中で「同時着工という発想を転換し、JR阪和線の高架化事業だけでも先行着工出来るよう関係部局に指示する」とした。
私立体交差額によると、朝のラッシュ時、踏切が閉まり続ける時間は、長居駅ー我孫子町駅間で、最大で四十九分間に達するなど、三十分間以上もの電車の通過待ちををしなければならないことも度々あるという。

昭和21年に京阪神を中心に開催された第1回大会以来、51年ぶり、2度目の国体が大阪で開幕します。
全国47都道府県の選手団が来阪し、36種目の正式競技で熱戦が繰り広げられます。
開催地は、長居陸上競技場を中心に舞州スポーツアイランド等で、「なみはや国体」の夏季大会が9月13日から16日までの4日間、秋季大会が10月25日から30日までの6日間、障害者を対象とした「ふれ愛ピック大阪」が11月2日と3日の2日間開催されます。
各種目別の競技場については区役所に一覧表がありますが、阿倍野区でもデモンストレーション競技のトランポリンが開催されます。
半世紀に一度のスポーツイベントですので、ぜひ、足を運んで、生の感動を味わって下さい。
大阪夏秋はスポーツ一色 前号で即報の通り、懸案の「アベノ区民センター」建設問題について、区選出議員団の要望でもある、300人以上収容できる中ホールを併設することが具体化し、 区民の皆さんが利用しやすい区民センターとして、さらにグレードアップする事で基本設計に入りました。
このため当初、地下に予定されていた勤労青少年ホームが撤退し、地下部分に中ホールが入る予定です。また、周辺整備事業についても明らかになり、別図のように阿倍野筋側からの侵入が可能になり、周辺に駐輪場整備の計画も進められる事になりました。 
このままの予定で進みますと、今年度中に基本設計が完了し、来年度中には工事に着工できるようになります。
どうぞ、ご期待下さい。
昨年、調査予算が計上され、本年(平成9年度)予算化された美章園に建設が計画されている障害者施設しついて、地元をはじめ、各方面から問い合わせやご意見が多く寄せられています。
多くは施設内容に対する物で、行政の説明が不十分な為、地元の皆さんにとって生活環境が著しく悪化すのでは...という不安の声です。
この施設については、平者と精神障害者を対象としたものとしては、大阪市内で初めて建設される障害者施設です。
担当する環境保健局や民生局では、「地元の皆さんの理解が得られるまで着工しない」としており、ご意見がございましたらどしどしお寄せ下さい。 阿倍野区内で、天王寺駅に次いで乗降客の多い地下鉄昭和町駅に、待望のエレベーターが設置されることとなり、早ければ、今年の秋から工事に着工する事が決まりました。
区内では、すでに西田辺駅にエスカレーターが設置されていますが、今回の昭和町駅は、南側出入口に車イスでも利用しやす様にと、エレベーター3基が設置される予定です。地上から改札口フロアまで1基、改札口から上下線の各プラットホームまでそれぞれ1基の計3基。総工費は約8億円で、約2年間の工期で工事が行われ、平成11年秋の完成を目指すという事です。その間、有料駐輪場の利用者の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解を賜りますようお願いいたします。
市交通局では、このほか、阿倍野駅、文の里駅についても平成13年までに順次整備を進めるとの事で、エレベーターかエスカレーターかは、設置駅の段階スペース等を考慮して決定されるという事です。 郵政三事業(郵便・貯金・保険)の民営化が論議される郵政省は、郵便業務の効率化を含めた郵便番号制度の抜本的改革に着手。
来年2月から、現在の5ケタの郵便番号が7ケタに変更され、配達区分の細分化が実施されることになりました。
阿倍野区内の郵便番号の一覧表は別表の通りで、これまでの545につづけて4ケタの番号をつけることで、町の部分まで細分化される事になります。
実施は、来年の2月からですが、平成10年の年賀ハガキには差出人の欄に7ケタの郵便番号を書き入られるようにするなど、相手に自分の新しい番号を知らせることができるように配慮されるという事です。
このほか、各種の印刷済のハガキなどについては、7ケタ番号用のシールを無料で配布するほか、7ケタ用ハガキに無料で交換してくれるなど、様々なサービスが実施されます。
お問い合わせは、最寄りの郵便局または阿倍野郵便局郵便課(06・621・0000)まで。

編集後記

「年男パワーで飛躍の一年にしたい」との抱負通り、文経委員長に就任。
子供が被害者となる事件が多発する中、区民の期待に応えられる委員長として活躍を期待しています。
又、夏の高校野球が甲子園で熱戦をくり広げられている8月13日には、2008年オリンピックの国内候補地が決定。大阪か横浜か、・・・招致バッチやステッカーがゴミとならぬ洋必勝を祈ります。(スタッフ一同)